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2024年11月24日
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亡くなってから知った事

2014年06月23日
せっかく描いた絵に落書きされました…。

長女が亡くなってから2週間です。
あっという間のような、まだそれだけ?のような。

亡くなってから知った事があります。
子を亡くした悲しみはあまりにも深く、一生消えない苦しみだという事です。
そしてその悲しみ方は、人それぞれだという事です。
周囲の人は、私が四六時中涙を流して嘆き苦しむ姿を期待していたかもしれませんが、そうやっていると体力を消耗するので、私はやりません。「よく平気でいられるな」と陰で思っている事でしょう。

私は、時々目が潤む事があっても流れるほどの涙は、今の所流していません。これは意外な事です。
最後に流したのは、火葬されて出て来た骨を拾っていた時でした。落ちた涙が、まだ熱い火葬の台に落ちて「ジュッ」と音を立てました。

大人の遺骨を骨壺に入れる時は、たくさんの骨の中からいくつか選んで入れますが、何しろ赤ちゃんなので、できるだけ持って帰りたいと思う訳です。骨壺に入りきらなかった分は、たまたまあった紙パックの入れ物に拾えるだけ拾って帰りました。

朝起きた時、まず第一に「あ、いないんだ」と思います。
旦那は先週から仕事に行っています。私も周囲から「仕事はどうするんだ」とよく言われますが、もちろん復帰はします。このままだと、ただの居候ですからね。でも、もう少し時間が欲しいですね〜。
具体的な期間は言えませんが。

お誕生日ケーキ

2014年06月19日
ってほどの物でもないですが、今日、家族の分だけケーキを買って、皆で食べました。
とっくに過ぎた姑さんの誕生日を祝って。

姑さんの誕生日が、長女を火葬した日と重なってしまったのです。
なんて悲しい思いをさせてしまったのだろう、と罪悪感でいっぱいです。
私がこの家に嫁に来た事が、そもそも間違っていたのではないだろうか。

写真を見ながら描いた

2014年06月13日

漫画じゃないので、なんか顔が怖い。

写真を現像するために、パソコンに貯めたデータを見直していました。
子供の写真はたくさん撮ったけれど、自分と一緒に写っているのが
極端に少ない事が判明しました(あったとしてもスマホで自分撮り)。
ほとんどがお父さんと一緒に写っているものでした。
将来、子供が大きくなった時にアルバムを見て
「お父さんはこんなに僕と遊んでくれた。それなのにお母さんは…。」と言われそうです。

長女はいなくなりました

2014年06月11日
  「いなくなった」というのは適切ではないかもしれません。
長女の体は今日、火葬し、小さな骨壺に入って家に帰ってきました。
我が家の子供は、長男だけの「実質一人っ子」になりました。

今日からは長女の思い出探しです。
これから新しく思い出を作ろうと思っても、もうできないのです。
私がもっと年を取っておばあさんになっても、長女は赤ちゃんのままです。

これから辛い日々が待っている事は容易に想像出来ます。
外を歩けば「赤ちゃんは?」と聞かれ、そのつど答えなければなりません。
よその家族の幼い兄弟を目にして悲しくなるでしょう。
家にいれば、長女のために残しておいた日用品や服が目につきます。
早く処分しなければなりません。でも、おひな様は毎年飾ります。

いろいろ書きましたが、
朝から晩まで長女の事ばかり考えていては、長男が可哀想ですね。
これからは長男をもっと大切にしようと思います。
もちろん、だめなところは叱って。

長女はよく頑張りました

2014年06月09日
入院して19日目、今日から泊り込みで付き添いしようと思っていたところでした。
ずっと一緒にいられると安心したのでしょうか。火が消えるように、静かに逝ってしまいました。
私は、短い間だったけどありがとう、と長女に言いました。

ほんの数時間前までは、普通の赤ちゃんと変わらない、きれいな色をした柔らかい手だったのです。
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